学茶会　２０２２秋茶会

　　　　　　　　　　　　　　大綱
　　防長太守公少将に任セさ
　　せ玉ふ時寄名所祝のこころを
萬代をさぞよはふらしかいまくも
かしこき君に阿武の松風

世直しの為朝廷の為戦えって感じ
大徳寺は利休の時代から茶人武家のゆかりの寺
江戸末期の館長でもあった大綱宗彦は東奔西走されていた
　高僧の懐紙は公家と同じ大きさで四折りにして懐紙した
その後がくっきりと残っています
　大綱は筆を最後まで大事に使ったことで有名です
　そのため墨がすぐ減り濃淡が極端ですね
　懐で汗が付後に虫に食われた跡が四つ折りで同じ位置に見られます拡大して見てみる